自分勝手な天気と政治家

自分勝手な天気と政治家

【2013年4月】南イタリアプーリアでの最終日は、オトラントからバーリへ向かって海岸沿いを北上しました。

早朝には晴れて、エメラルド・グリーンやコバルト・ブルーの鮮やかな色合いを見せていた海が、空模様が移り変わるのと一緒にグレーになったりオリーブ色になったり。

トイレを使うために入った海辺のバールのおばさんが「天気も、まるで政治家のように好き勝手に変わるわ」と言いました。

そして、これに端を発して、おばさんの演説が始まりました。

「今の政治はなっていない。

もう一度、家族的な価値に戻って考えるべきだ」。

彼女は娘の大学を決めるときに、一緒にイタリアの津々浦々に赴いて、ここならよろしいと判断したシエナの大学に娘を入れたそうです。

その娘は弁護士になったそうですが、今でも娘が落ち込んだりすると、すわっと駆けつけ力になるんだそうです。

声が大きく、何千人もを前にして語るような勢いのド田舎のおかみさんでしたが、紫色のセーターに素敵なスカーフをし、セーターと同じ色のアイシャドウをしていました。

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