【2013年12月】普通のスーパーには売っていないウサギの肉を求めて、ロンドンの食通が集まる市場、バラ・マーケットに初めて行きました。
ここは日曜を除く毎日、開いていますが、個人客向けは木曜から土曜。
この辺りに詳しい友達によると、土曜日にしか開いていないスタンドもあるとかで、行ったのは土曜日です。
ものすごい人でごった返していました。
生鮮食品から、乳製品、その場で食べられるデリカテッセンなどのスタンドがあり、全部で70ほどだそうです。
英国産のものだけでなく、欧州大陸でよく見るサラミ類なども。
マーケットの雰囲気自体、ちょっと大陸風です。
11世紀の昔から、農家が作物を持ち寄ってロンドン・ブリッジで取引していたそうですが、この取引場が13世紀に現在のバラ・マーケットの位置に移動して定着したそうです。
運営しているのは、チャリティー団体で、地元の住民や会計士、大学の先生などが役員になっているとか。
今では、「安くはないけれど、高品質の食物を買うならここ」という定評があります。
お目当てのウサギ肉も立派なのが買えました。
死んだウサギそのものもぶら下がっていましたが、さすがにそれはね・・・