コロンビア風焼肉と年末の習慣

コロンビア風焼肉と年末の習慣

【2016年12月】コロンビアメデジンからグアタぺへの遠足の帰り、焼肉屋さんに連れて行ってもらいました。

韓国焼肉とは大幅に異なり、コロンビアの焼肉は、たき火の周りに大きな肉を串に刺したのを突き刺して、何時間もあぶって焼くのです。

この地方のオリジナルではなく、もっと南の方の料理なのだそうですが、全国的に好まれている様子。

私達が行ったレストランは、El Llanerito という所で、チェーン店のようでした。

このお肉、本当に美味しかったです。

脂が落ちているので、さっぱりしていて、どんどんいけました。

一緒に出てきたジュカYuca)という芋のようなものも、甘くておいしかったです。

ちなみに、この料理の発祥地では、伝統音楽にハープを使うのだそうです。

ここでは、ガイドのマリアと運転手と4人で食事。

ちょうど年末だったので、年末行事について聞きました。

ドライブの途中、ほぼ実物大のぬいぐるみの人形をたくさん見かけたのですが、これには中に爆薬が入っているとのこと。

大晦日の晩に爆発させるのだそうです。

だから人形は政治家など日ごろから嫌っている人を模っているとのこと。

本当は、危険なのでやってはいけない規則だそうですが、この風習はなくならないという話でした。

それから、大晦日に黄色い下着をつけると新年がラッキーなのだそうです。

私も買おうかな、と思って翌日に行ったショッピングセンターで見てみましたが、たった一枚見つけたパンツは、大仰なデザインでとても履けるものではなかったので諦めました。

クリスマスにはコカ・コーラで煮たご飯を食べると聞きましたが、年末には家族そろって豚肉を食べるのが習わしだそうです。

そして教会で使うような振り香炉を部屋の中で振るのだそうです。

コロンビア人にとって年末とは12月いっぱいを指すそうで、若者は昼間働き、夜はパーティーを繰り返すのだという話でした。