【2015年3月】この日のツアーの目的地は、キプロスの首都、ニコシアでした。
ニコシアは昔のベルリンのように、町が二分されています。
北半分は、トルコ以外誰も認めていない北キプロス・トルコ共和国に属しています。
ツアーのメンバーの中には自由時間に北側に入った人もいましたが、私達は見晴台から北を覗くことにしました。
写真のように北側は、自己主張のため、または南側の人が言うように、威嚇するために、山の斜面に北キプロスの旗とトルコの旗が彫り込んであります。
それから、かつては聖ソフィア大聖堂だったゴシック様式の教会がモスクになったセリミエ・モスクも見えました。
それにしても、この見晴台、町のメインストリートにあるデパートのたった11階にあります。
11階で見晴らせるということは、町の建物がいかに低いかということですよね。
とても一国の首都とは思えない、のんびりした町でした。