【2015年9月】やはり話のタネに、マイセン磁器博物館には行っておかねばと思い、行きました。
マイセン磁器は1710年に欧州で初めて磁器製造に成功したメーカーで、当時の王室お抱え。
当初は製造方法の秘密を保つためにマイセン城内で作られていたそうです。
今は音声案内を聞きながら、大まかな製造工程の見学ができます。
実際の工場見学ではなく、4つの教室みたいな部屋の中心で、技術者がパフォーマンスをする形。
こういうのは初めてです。
細かい手作業で、だから高価なんだなと納得させるわけですが、でも、やっぱり高いです。
館内アウトレットの3割引きなんて、焼け石に水。
それでも、じーっと見ていると、数字に慣れてきて、多少、お買い物をしました。
そもそも、磁器は中国で始まり、日本でもマイセンより100年ぐらい前に製造され始めていたもの。
欧州の人たちはアジアの作品を真似て作り始めたわけで、アジア人の我々がそんなにありがたがることないような気がするんですけど、マイセンの旧市街では見かけなかった同胞がここにはたくさんいました。