【2015年1月】北イタリアの町、モンツァには王宮があります。
ずーっと修復工事をしていて入れませんでしたが、最近、一部オープンして見学できるようになりました。
勝手には入れず、案内付です。
この宮殿は、モンツァがオーストリア帝国の支配下にあった1777年に建てられました。
そのせいか、イタリアの宮殿にしては、あっさりしています。
1861年以降はサヴォイア王家の宮殿となり、ウンベルト1世とマルゲリータ女王が住んだとのこと。
当時の建物としては革新的で、お湯と冷水の蛇口があり、電気が通っていたそうです。
ウンベルト王の箪笥には階下へ続く階段があり、愛人に会いに行っていたとか。
この王様は1900年に、スポーツイベントで暗殺され、この宮殿に運び込まれたそうで、そのベッドというのも見ました。
写真が厳禁だったのが残念です。
外に出たら、もう真っ暗。
宮殿がピンク色にライトアップされていました。