【2015年10月】イタリア南部、アマルフィ海岸の個人ツアー、次に行ったのはラヴェッロです。
海辺からぐんぐん坂を上り、海抜約360メートルにある町へ。
ここは1996年に世界遺産になったそうです。
この写真はラヴェッロからの眺め。
晴れた日だと、この町にあるいくつかのヴィラの庭から、息をのむ真っ青な海の景色がみられます。
あいにく、この日は雲が垂れ込めていましたが。
広場の隅に「カメオ・ファクトリー」というお店兼小さな博物館がありました。
ここの誇り高い主人が自分のコレクションを見せてくれました。
本人もサンゴの彫刻の名手らしかったです。
サンゴの中で一番価値があるのは「雄牛の血」と呼ばれる真っ赤なもので、なんと、日本産（鹿児島）だそうです。
イタリアではサルデーニャのが高級品だとか。
ナポリにカメオ学校があると言っていました。
ちなみに店に出回っている青いカメオは、メノウを彫ったものだそうです。
ラヴェッロでは毎年6～10月に音楽祭が開かれます。
町の中心へ入るトンネルに、過去の出演者のポスターが貼ってありました。
一度、この時期に訪れたいものです。
