【2013年11月】今回、南イタリアのマルティーナ・フランカでは、旧市街に入る門、Arco di Santo Stefano の外側の広場、Piazza 20 Settembre に小さいながら市場ができていました。
夕方に歩いたときには、スタンドが立ち始めたタイミングで、人はまばら。
「今夜はどのくらい人が集まるかしら」との声が聞こえたので、何かのお祭りかと思って、スタンドの人に尋ねました。
そしたら「いいえ、何もありませんよ。
この市場だけ」との答え。
なぁんだ・・と思って通り過ぎました。
でも食事をして外に出たら、びっくり。
真っ暗な寒空の下、ぶつからずに歩くのが難しいほど、ところ狭しと人がうごめいています。
そうでした。
ここに前回来たときも、一瞬のうちに人が増えたり、潮が引くようにいなくなったりしたので驚いたのでした。
ここの人々は本当に律儀に、時間に応じて外に出たり、家に帰ったりしているのです。