【2016年5月】フランスのガロンヌ川の川下りツアー、船の中で、ボルドーワインについてのうん蓄を聞いた後、利き酒がありました。赤と白とデザートワインの三種です。ボルドーというと、赤ワインだと思っていましたが、白もあるんですね。利き酒の仕方もちゃんと教えてくれました。まず、①白い背景で色を見る。宙にかざしてみるのは意味がないそうです。紫がかったのは若いワイン、ルビー色は飲み頃、オレンジがかったのは古いワインだそうです。②次に香りを嗅ぐ。この時点で気に入らなかったら、もう次へ進む必要はないとのことです。③それからグラスを揺らせて、ワインに空気を含ませ、また香りを嗅ぐ。この動作は心行くまで繰り返すものだそうです。④口に含ませ、噛むようにして、口全体にワインを行渡らせる。そしてできたら、そのまま口から空気を吸って鼻から出すことで香りを確認する――以上だそうです。これを学んで以来、ワインを飲むたびに、ささっと(恥ずかしいので)この作業をやってみている今日この頃です。