【2014年5月】斜塔で有名なイタリアのピサで、難病に苦しむ同僚のために250人もの社員が有給休暇をプレゼントして話題になっている。
この町に住むバスの運転手、ロッセッラ・チョニーニさんは数ヶ月に一度、手術が必要な難病を抱えている。
治療にかかった日数は、規定で許可される有給の病欠日数を超え、自らの有給休暇も使い切ってしまった。
イタリアでは、病気によって失職することはないが、給与はストップされる。
そこで同僚が一人一日ずつ有給休暇をチョニーニさんに贈呈。
チョニーニさんは心置きなく、治療に専念できた。
13時間に及ぶ最近の手術により、チョニーニさんは回復。
同僚にもらって余った休暇をキープするファンドを発足させた。
このバス会社で働く人で、チョニーニさんと同様の状況になった人に無償で提供する意向だ。
イタリアの地方紙Il Tirreno 電子版が伝えた。
原文は こちらです。