朝ごはんにアイスクリーム?

朝ごはんにアイスクリーム?

【2022年8月】イタリアのシチリア島南東部のシラクサでの朝、イタリア風朝食、クロワッサンとカプチーノを求めて出かけました。

シチリア島の人々は朝食にアイスクリームを食べる
人々が朝ごはんに食べていたアイスクリーム

私達が泊まっていたエアビーアンドビーは、新市街にあり、その主要な通り、Corso Umberto I を歩いたのですが、この通り沿いにも、けっこうカフェがありました。

私達が入った店はジェラート(アイスクリーム)も置いているところ。

見ていたら、人々はジェラート、主にグラニータというかき氷のようなものをブリオシュと呼ぶパンと一緒に食べて、朝ごはんとしていました。

何年か前、イタリア本土南部のカラブリア州に行った際、パンに挟んでアイスクリームを食べるというのを初めて体験したのでしたが、その時に発祥はシチリアだと聞いたのを思い出しました。

ちなみに、人々が食べているブリオシュは、私達日本人が普通に理解しているブリオシュ(でべそがついた柔らかい丸いパン)のようで、ミラノ出身の夫が言うブリオシュ(クロワッサン)とは異なります。

シチリア島は、ジェラートが美味しいことでも有名なので、一度、この朝ごはんを試したいとは思いましたが、どうしても朝からアイスを食べる気になれず、とうとう体験しないまま。

シチリア島の人々が朝食にアイスクリームと一緒に食べるブリオシュ
このパンがブリオシュ

私達は普通に、クロワッサンを注文しましたが、大型で、クリーム(私)やジャム(夫)がたっぷり入っている重たい代物が出てきました。

朝ごはんの後は、これからの生活に必要な物の買い物です。

今回の滞在は2週間。

こうした形のホリデーの場合、私達が必ず買うのが、体重計です。

ホリデー先ではどうしても食べすぎるものですが、度が過ぎないように、毎朝、体重を測ります。

このCorso Umberto I 沿いには、中国系の雑貨店もあり、こうした生活必需品が安く買えました

それから、小さいスーパーにも寄り、多少の食料を仕入れ、最後にエアビーのすぐ近所の八百屋へ。

シチリア島のシラクサで、朝食後に寄った八百屋に並んでいたナス
感じの良いおばさんがいた八百屋のナス

特にこの八百屋のおばさんがそうだったのですが、イタリアの店員は旅行者だとわかる初めての客にも、とってもフレンドリーで良い感じ。

安い商品についても、投げやりでなく、ちゃんと適切なアドバイスをくれます。

夫が「ロンドンに住んでいて、寂しく思うことの一つがコレだ」と言っていました。

確かに、ロンドンの店員の多くは、仕事をするのが嫌で仕方がないという自分の気持ちを表に出して仕事していますからね。