【2013年11月】往年のハリウッド映画「ローマの休日」の中で、グレゴリー・ペックが手を切り取られた振りをしてオードリー・ヘップバーンを驚かせる場面を憶えている方も多いと思いますが、その舞台となったのが「真実の口」です。
サンタ・マリア・イン・コスメディン教会の表の回廊の端に張り付いている口を開けた顔の形をした彫刻がそれです。
その回廊には口に手を入れようと待ち構える人がずらっと並んでいました。
強制ではないようでしたが、一人0・50ユーロ入れるよう、各国語で書いてある箱があり「写真は一人一枚」と張り紙がしてありました。
私の番が来たときには、他のツーリストと同じく、手を像の口に入れて写真を一枚撮ってもらうので精一杯で、ブログ用の写真を撮る余裕はまったくありませんでした。
昔々訪れたときには、こんなあわただしくなかったと思うのですが。
で、この写真はその教会の内部です。
ちょっと東方教会風な雰囲気で、そんな感じの音楽が流れていました。
何より、床の模様がきれいだったのが印象的です。
ちなみに、この真実の口、マンホールのふただったのが、中世に掘り出されてここに置かれたという説があるとか。