虐殺の後

虐殺の後

【2006年9月】インドアムリッツァーでは、ジャリアンワラ・バグという公園にも訪れました。

ここは、インドが英国の統治下にあった1919年に、武器を持たずに祭りに参加するために集まった人たちに英国のレジナルド・ダイヤーという将軍が率いる軍が発砲し、1000人を超える人々が殺された事件があったところです。

この将軍の行いは英国側からも批判されたといいますが、一部ではヒーロー扱いされたともいい、当時の統治国の非道さ加減が分かります。

この人は死ぬまで反省することもなく、死に際に「創造者である神に、私の行いが正しかったのか、誤りだったのか教えてほしい」と言ったんだそうです。

ところで、この公園で、私は写真のモデルを頼まれました。

地元の若者二人に声をかけられ、一緒に写真を撮ってほしいと言われたのです。

それぞれと、ツーショットで撮りました。

日本人が珍しかったのでしょうかね。

確かに、インド人と英国人にはゆかりの深い場所ではありましたが、日本人の旅行者がわざわざ訪れる場所ではなかったかもしれませんね。