【2018年7月】ジョージアのトビリシでの初日、午後6時過ぎに予約していた温泉に入りに行きました。
この辺りにはいくつもの温泉施設があるのですが、ガイドのアナに薦められて選んだのは、イスラム調の立派なタイルの飾りがある店です。
温泉宿の貸切風呂のように、それぞれの客が浴室を借りるという形で、私達は熱い湯舟と冷ための湯舟がある一番、高い、一時間120ラリ(5000円余り)の部屋を借りました。
そして、一人20ラリのマッサージも頼みました。
入ってみたら、更衣室とくつろげるテーブルと椅子の部屋がまずあり、次の部屋にはシャワーとサウナ、一番奥に、湯舟と、タイルの台がありました。
私達二人だけではもったいない空間で、これはたぶん、グループで借りる部屋なのでしょう。
アナによると、すっぽんぽんで構わないという話でしたが、私達は一応、水着姿に。
日本の温泉に慣れている私達には、特に驚きもありませんでしたが、熱い湯に入って、旅の疲れを癒しました。
夫が調べたところ、ここの温泉は気管支系や骨に良いとか。
ところで、時間が刻々と過ぎるのに、マッサージ師が来ません。
それで、水着姿のまま、レセプションに抗議したら、やっと、まず私のマッサージをするおばさんが。
いわゆる垢すりで、タイルの台の上に寝かされ、ごしごし始まりました。
その後、布を使って泡を作り、それを全身にまぶし、マッサージをし、最後にお湯で流すという行程です。
スペインやトルコなどで体験したことがあるので、驚きませんでしたが、気のせいか、さっぱりすっきりしました。
しばらくして夫のマッサージをする男性も現れました。
同様の行程ですが、夫は頭も洗われました。
そしてマッサージはかなり強かったようで、マッサージ慣れしている夫でさえ、ちょっと緩めてもらいました。
彼らが来たのが遅かったため、私達が浴室にいた時間は1時間半ほどと超過しましたが、誰にも文句は言われませんでした。
ここのレセプションはかなりいい加減で、あまりサービス精神がないように見受けられました。
お風呂の後は夕食です。
ガイドのアナお薦めの、「ブレッドハウス」という近くのレストランへ。
かなり大きなレストランで野外のテーブルもありましたが、私達は屋内の二階へ。
ジョージア名物のハチャプリというチーズ入りのパンをはじめ、仔牛やポークリブのグリルを食べました。
ここで飲んだワインは、アルコール度が14%あるこってりした赤ワインで、なかなかの味わい。
確かにジョージア・ワインが甘いというのは伝説になったようでした。
途中で、ちょっとした男声合唱の生演奏も入りました。
デザートはスイカとメロン。
メロンはともかく、スイカの方はとっても甘くて美味しかったです。
この夕食は全部で115ラリ(5000円弱)とリーズナブル、とこの時は思ったのですが、今回の旅行中で一番、高い夕食でした。