【2024年11月】イタリアのヴェネト州にあるキオッジャでの2日目には、ちゃんとレストランを予約しました。
私たちはランチをメインの食事にしているのですが、この日は月曜日だったせいか、ランチ時にランチメニュー以外のちゃんとした食事を出す良さそうな店が見つからなかったので、夕食をメインにした次第。
予約したのは、ホテルの人が薦めたOsteria Del Teatro Dai Do’ Fradei という名前のシーフード店です。
暗い路地を入ったところにありました。
入ったら、お客さんが誰もいません。
観光シーズンではないし、月曜の夜だからでしょうか。
なんだか寂しかったです。
内装は割とモダン。
働く人々の感じはとても良かったです。
メニューを開いたら、イタリア語とドイツ語のみ。
シーズン中にはドイツ人がたくさん訪れる町なのかな。
スターターは、ここで獲れた小エビのフライが、白いポレンタの上に乗っているものを二人で分けました。
小エビが香ばしくて、良い選択でした。
それからこのポレンタのこってり感が薄くて、ちょっとお粥みたいで美味しかったです。
ヴェネト州が産地の一つであるホワイト・コーンでできているのだそうです。
ただ、これがメインのお皿にも付いてきて、最後はちょっと飽きました。
そのメインですが、私はウナギにしました。
かねて、この地方ではウナギが郷土料理だと聞いていたからです。
開いてあって、シンプルに焼いてありました。
ウナギらしい脂っぽさはあったし、ときどき、それらしい味もしたのですが、基本、私には味が薄すぎました。
かば焼きには到底、かないません。
ちなみに、イタリアでウナギを食べたのは、これで二回目。
最初は、サルデーニャ島のアルゲーロの市場ででした。
イタリアではところどころで、ウナギを食べる地方があるのですね。
夫は、こういう変わった食べ物(ゲテ物?)を、あまり好まないので、好物のバカラ。
バカラもヴェネト州の郷土料理ですしね。
小さく刻んであって、Vicenza というソースと絡めてあって、少しもらってみたら、こちらは濃厚な味わいでした。
ここまでで満腹になったので、デザートを省略して、夫は食後酒として、グラッパ。
私はアマロ・デル・カポ。
こういう強めのお酒をちびちび飲むのもいいものです。
以上に、半リットルのハウスワインを入れて、全部で€97(15500円ほど)でした。