観光案内でレストランを尋ねたら、「焼き魚がおいしいよ」と Akelorre という店を紹介されました。
地図を頼りに捜し求めて見つけた店は、雰囲気的には肉体労働者向けの食堂といった感じ。
そしてその仲間と思われるずんぐりしたおばさんが、かなりぶっきらぼうにこの日のメニューの説明をします。
書いたメニューはないのです。
スペイン語(とたぶん、バスク語)しか分からない人だったので、イマイチ意思の疎通がうまくいきません。
「魚は?」と聞くと、「鱈」と一言。
え、焼き魚は・・?と追求したかったのですが、不可能でした。
で、鱈を食べたのですが、これはこれで美味しかったです。
前菜にはグリーンピースと美味しいハムの炒め物が出てきました。
お皿をさげに来たおばさん、私が完食したのを見て「ほら、美味しかったでしょう」とばかりに、初めて笑顔を見せました。