やっとピッツァにありつく

やっとピッツァにありつく

【2022年8月】滞在型のシチリア島、シラクサでのホリデー、この日はやっつけ仕事を片付けた後、夜にピッツァを食べに行きました。

先日、ピッツァを食べるつもりで行ったレストランでピッツァを提供しておらず、夫が非常にがっかりしたのを踏まえ、今回は、彼がしっかりピッツァ専門店を検索して出かけました。

シチリア島、シラクサのピッツァ専門店、Anima e Core のカルツォーネ
揚げたカルツォーネで、中にはアンチョビ

レストランの名前は Anima e Core di Galoforo Giuliana といい、やはり旧市街のオルティージャ島にあります。

ちょっとわかりにくい入口だったし、入った時にはガラガラだったので、私は一歩引いたのでしたが、その後、どんどん客が入ってきて満員に。

私達が食べ終わる頃には、待っていた人もいたほどの人気店でした。

夫が選んだ念願のピッツァは、Viaggio a Favignana (ファヴィニャーナへの旅)という名前で、まるでハムのようなマグロが乗ったもの。

ファヴィニャーナ はシチリアの西に浮かぶ小さい島で、マグロ漁で有名なのです。

私は20年近く前に一度行って、海の美しさに目を見張ったことがあります。

このピッツァ、オーダーする時に、シチリア式にするか、ナポリ式にするかと尋ねられました

何が違うかというと、ピッツァの周りの膨らんだ部分。

シチリア島、シラクサのピッツァ専門店、Anima e Core のCannolo Scomposto
Cannolo Scomposto

シチリアのは、ナポリのに比べ、この部分はもっとドライでカリカリしているのだそうで、夫はそれにしてみました。

確かに、膨らみが小さく、乾いた感触がありました。

私は、Alla Siciliana というアンチョビ入りのカルツォーネを揚げたものを選びました。

カルツォーネは、ピッツァを半分に折って包んであるもの。

アンチョビの味が効いていて美味しかったです。

生地の部分の味も良かったのですが、何しろ重くて、一種のドーナツのよう。

全部食べられなかったので、夫にあげました。

夫は、昔懐かしいお菓子の味がすると言いながら、食べていました。

シチリア島、シラクサの夜の港
夜の港の光景

私のデザートは Delizia al Limone というメレンゲの乗っているお菓子、夫のは例によってCannolo Scomposto (バラバラにしたカンノーロ)。

彼は、それに加えて、Amaro Ribadi というシチリアの食後酒を飲んでいました。

ワイン1本を含め、全部で€75.50(約11000円)でした。

その後は、満足したお腹を抱え、夜の散歩。

ねっとりした暑さが引いて、快適な気温です。

真っ暗で人気の少ない港方面の写真を撮りながら歩きました。