【2011年3月】この写真はイタリア北部の町、ヴァレーゼにあるレストラン「テアトロ」(劇場)のお皿です。
店内のお面や絵画など、すべて劇場にちなんだ飾りつけはともかく、食べたものすべてがとーーっても美味しかったので書きたくなりました。
特にメインはグリルした牛肉にバルサミコ・ソースというシンプルなものだったのですが、素材そのものと焼き加減、ソースの具合も全く文句なし。
前菜に食べたのはアンチョビだったのですが、トマトやオレンジのかけらと一緒に食べるようになっていて、味の加減が最高でした。
ウエイターのおじさん(こういった歴史を感じるレストランのウエイターも歴史を背負った人が多いものです)が、日本人のお客さんもよく来ると言っていました。
観光地ではないんですけどね。
知らない町に行って、レストランをはずさないためには地元の人に聞くことです。
特に、やや年配の人に聞くのがお奨め。
良いレストランに行きつけている可能性が高い上、自分の町に誇りを持っている人が多いからです。