【2012年6月】今回、イングランド北部にあるハドリアヌスの長城の遺跡をいくつか見学して気づいたのは、管理する団体がいくつかあり、それによって施設が微妙に異なるということです。
一番多かったのがイングリッシュ・ヘリテッジという団体で、これは政府の外郭団体のようなものらしいです。
それから、日本でも有名なナショナル・トラスト。
こちらは、政府と関わりないチャリティー団体で、1895年創設の老舗。
そして、この写真を撮ったヴィンドランダ遺跡は、ここ特有のトラストが管理していて、ほかの2団体と比べて、長城や見張りの塔のレプリカなど遊びの要素がふんだんで楽しかったです。
ハドリアヌスの長城という、いわば一つの遺跡なのに、なぜこうもいろいろな団体が関わっているのでしょう。
一括して共通チケットでも売れば、訪れる人にもお得感があるのにーー。