カラヴァッジョ

カラヴァッジョ

【2013年8月】カラヴァッジョといっても、画家の話ではありません。

画家が幼少期を過ごした場所ではありますが、画家にちなんだ町ではなく、それ以前から存在していたところのようです。

ここで有名なのは、またしても聖母マリアの出現によってできた教会、サントゥアリオ・サンタ・マリア・デル・フォンテ・カラヴァッジョです。

もらったパンフレットによると、1432年の5月26日午後5時に32歳の農婦の前にマリアが現れ「全能の私の息子は、人類の邪悪な行いを憂え、この地を滅ぼすつもりだったが、私が人類の罪に慈悲を7年に渡って哀願して思いとどまらせた。

このことを皆に知らせ、理解したことを示すために金曜日にはパンと水だけ食しなさい」などと言ったんだそうです。

そして聖母が現れたその場所から泉が沸きだし、病気の治癒などの奇跡を起こしたとのこと。

私が訪れた日は8月半ばの夏休み時期で、広大な敷地に人はまばらでしたが、二代前の法王が訪れたときには、隙間なく人で埋め尽くされたそうで、その写真がありました。

それにしても、聖母マリアを見るのは、女性が多く、時期的には5月が多いようですね。