【2015年1月】ベトナムのダナンの町で川沿いを歩いていたら、シクロの俥夫に声をかけられました。
シクロというのは人力車の自転車版のことで、フランス語が元になっているらしいです。
自転車タクシーには、インドとかキューバとか、ロンドンでも乗ったことありますが、ここのは後ろから運転する形なので、座ると道路がいきなり目の前に広がります。
バイクがぶんぶん走る大通りをのんびり行くのも良いものでした。
座席の幅は狭いので、一台に一人乗るのが精いっぱいでしたが、地元の人々は一台にたくさん乗っていました。
問題は雨。
まともに正面から雨がかかるので閉口しました。
しばらくは、提供された傘を二つ上下にさして、その隙間から景色を見る格好。
まあ、すべて経験です。
良いカモの私たちは、一時間7ドルという言い値を受け入れたのですが、支払う段になってちょっともめました。
結局、観光も含めて二時間半ぐらいだったのですが、二人で60ドルも請求されました。
チップを入れたとしても、それは高すぎます。
結局、50ドルを支払いました。
面白いのは、支払った後も乗せてくれて、案内を続けながらタクシー乗り場まで連れて行ってくれました。
この辺が、まだまだ観光客ずれしていなくていいところだと思いました。