【2015年4月】ロンドンの東部にショーディッチというエリアがあります。
20年ぐらい前までは、うらぶれた貧しい感じのエリアで、安い革ジャン屋がぽつぽつあったようなところでしたが、今はクリエイティブな若い人たちの集まるトレンディーなところに様変わりしています。
その特徴の一つが落書きです。
落書きというには立派すぎるので、壁画でしょうか。
歩いていたら、真剣な面持ちで製作に取り掛かっている人達に出会いました。
事前に構想は練るらしいですが、いざ描くときには下書きもなく、いきなり壁に描いていくのだそうです。
一緒に行った人が「あ、一か月前に行ったときと全然違っている!」と声をあげていました。
せっかく精巧に描いても、寿命は身近いようです。
落書きアーティストとしてはバンクシーが有名ですが、このあたりで活躍を始めたスティクも世界的な名声を得ています。