【2014年4月】ルーマニアを旅していると、たまに、写真のような仰々しい家を見ます。
これらはジプシーの家なんだそうです。
彼らは子沢山で、この御殿にたいてい、20人ほどが住んでいるんだそうです。
友達によると、彼らの主な仕事は鉄くずを集めて売ったり、メタルワークをすることですが、「海外に出て盗みや売春でお金をためて、こんな家を建てている」一面もあるそうです。
ジプシーのことをロマと呼びますが、これはジプシー自身が自分達をそう呼んでいるんだそうです。
ルーマニアとか、イタリアのローマとは無関係で、「人」という意味合いがあるらしいです。
ルーマニアに住んでいるジプシーの数は62万人とも185万人とも言われますが、「彼らは子供が生まれても申請しないことが多いから実数は不明」とのこと。
海外に出るときにパスポートを取る場合、ルーマニアのパスポートとなるわけですから、呼び名の類似もあいまって「海外ではジプシーとルーマニア人がごっちゃにされて困る」と友達は言っていました。
一つの村にルーマニア人とジプシーが共存する例もあるそうですが、仲良く暮らしているわけではないそうです。