【2013年5月】北ウェールズの目玉は何と言っても、スノードン山で、ここへは列車で登れます。
でも私達のツアーではそんな時間がなく、ふもと付近のスレート博物館でお茶を濁しました。
ここはスレートの採石場の管理・修理をやっていた工場で、最盛期には3000人の従業員を抱えていたそうです。
1969年に閉鎖となり、1972年から博物館として運営されています。
ここで見たのは、金属製のものとしては世界最大だという水車。
それから面白かったのは、移築された鉱山労働者が住んでいた三軒の家です。
1861年、1901年、1969年と時代を経て、人々の暮らしがどう変わったかが如実に分かります。
いずれも小さい家屋で、質素な暮らしが垣間見られました。
ここでパンフレットをもらおうと探したのですが、前面に出ているのは、ウェールズ語のものばかり。
英語のを探すのに苦労したほどです。
それほど、ウェールズでは自国語の保存に努めているのですね。
ウェールズ語はケルト語のひとつで、フランスのブルターニュ辺りの言葉と通じるんだそうです。