【2013年11月】ホテルが近かったので、ローマではまず、ナヴォーナ広場へ行きました。
ここへ来るのは何と、31年ぶりです。
記憶とはあやふやなもので、私はてっきりこの広場の隅にパンテオンがあるものだと思っていましたが、違いました。
この広場は紀元1世紀に競技場として発足したのでしたが、15世紀末に市民の憩いの場として確立。
17世紀に巨匠ベルニーニが中央に4大河の泉を築いたそうです。
4大河というのはナイル川、ガンジス川、ドナウ川、ラプラタ川を指していて、それぞれの川がある大陸に法王の力が及んでいることを表しているとか。
広場には、この噴水のほかに、ムーア人の泉とネプチューンの泉があります。
よく、子供の頃親しんだ場所に大人になってから行くと、小さくてびっくりすることがありますが、この広場についても、少しそんな感じがしました。
31年前、小さい子供だったというわけでもないんですけれど・・・