【2016年1月】リオデジャネイロ市内から、人々が通勤に使うフェリーに乗って、ニテロイへ渡りました。
そこから路線バスに乗って有名な現代美術館の近くへ。
バスは前から乗るのですが、乗って運賃を払うスペースと座席の間に仕切りがありました。
無賃乗車を防ぐためでしょうか。
バスを降りて、ぶらぶら歩いてみると、ここがリオの市内と打って変わって、のんびりした土地柄であることが感じられました。
肝心の美術館は痛みがひどいために修復中でした。
といっても展示物を見るというより、この建物を見るのが主目的なので、これで良し。
ブラジルの代表的な建築家、オスカー・ニーマイヤーの1996年の作品だそうです。
この建築家は、ブラジルの首都、ブラジリアの数々の建物や、ニューヨークにある国連本部の建物も手掛けた人です。
2012年、105歳の誕生日にわずか10日足らずで亡くなりました。
ニテロイ現代美術館からは、対岸にシュガーローフ山や、はるかかなたにコルコバードの丘も見えます。
ツアーリーダーが「オリンピックがらみで、これからこの景色が何度もテレビに映るだろう」と話していました。
帰りは船に乗らず、バスで13キロもあるというリオ・ニテロイ大橋を渡ってリオ市内に戻りました。