【2010年9月】イタリアのミラノから、ハンガリーのブダペストに小旅行をしました。
まずは、その時のフライトの話です。
ゲートに行ってびっくり。
何しろ、人が少ないのです。
案の定、プロペラ機でした。
ボンバルディア製の機体で、タラップはたった5段。
ボンバルディアは、プライベート・ジェットの会社だと思っていました。
大き目の手荷物を持っていた乗客は、客室に持ち込めないため、あらためて、係員に手渡していました。
プロペラ機は、飛行高度が低めであるのが長所。
窓からの景色が素晴らしく、目が離せません。
前の座席の人がカムコーダーを取り出したのを見て、私も負けじとカメラを構えました。
あっという間に(そう感じたわけですが、実際の時間は不明)着いたブダペストの空港にはターミナルが2つあって、私達が降り立ったのはターミナル2でした。
ガイドブックで予め、空港から市内への交通が一筋縄ではいかないことを把握していたので、やや緊張しながらきょろきょろしたところ、チェックイン荷物を受け取る所に、シャトルバスのブースが出ていて、ここで予約できました。
近くにATMもあり、ハンガリー通貨のフォリントを引き出せました。
シャトルバスは10人乗りぐらいのミニバス。
渋滞を避けて、かなり細い裏通りをくねくね走りながら、ホテルを数軒、巡って行きました。
今回の我々の宿は、New York Palace Hotel。
オンラインで見て、印象が良かったので予約したというだけでしたが、着いてみたらとても立派で目を見張りました。
中が吹き抜けになっていて明るく、良い気持ちです。
受付にはカウンターがなく、受付エリアにあるテーブルの上のパソコンで係の人が作業をします。
確か、少し前に泊ったエディンバラのミッソーニ・ホテルもこんな具合だったので、最近の(当時の)高級ホテルのトレンドらしいです。
ガイドブックを見ると、この建物はかつて、ブダペストの文学士グループが集ったところで、歴史的な建造物のようでした。
ガイドブックが書かれた時には、「現在、ホテルに改装中」だったようです。
その歴史的な部分は、受付から吹き抜け部分を通り抜けた向こう側。
絢爛豪華な宮殿風の趣のところで、ポッシュなカフェになっていました。
部屋ももちろん、快適。
特にバスルーム部分が広々としていて、良い感じでした。
一泊しかしなかったのですが、チェックアウト寸前に入ったトイレに指輪を忘れたことに、その日の晩に気づきました。
気付いて電話したら、ちゃんと取っておいてくれていて、実費でロンドンの家まで送ってくれました。
おかげでますます、印象が良くなりました。