【2014年2月】ハンガリーで、宝くじを当てたホームレスが人助けに乗り出し、話題になっている。
同国北西部のジェールに住むラーサウ・アンドラシェクさん(55)は昨年9月、大きな負債を抱えた無職の身で、住所も不定だった。
ふとしたことで、残りわずかな小銭で宝くじを買ったところ、これが大当たり。
突然、6億3000万フォリント(約3億円)の大金持ちになった。
アンドラシェクさんは、まず、これを借金返済に充て、自分と家族の家を購入。
さらに、親族の借金を返した今は、生まれて初めてのイタリアへの海外旅行を企画している。
そして残ったお金の一部は、ホームレス用のホステルへ寄付した。
さらに、アルコール中毒者と家庭内暴力から逃れる女性のための基金発足を計画している。
自らがアル中を克服したというアンドラシェクさんは、「大金が舞い込んでも自分というが変わったわけではない」とし、「無駄遣いをする多くの宝くじ当選者の過ちは犯さない」と述べているという。
英ガーディアン紙など複数の欧州メディアが伝えた。
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