【2022年12月】スペインが続きますが、年末年始もスペインで過ごしました。
今回は、ポルトガルとの国境に近いエストレマドゥーラ州が目的地です。
というのも、この辺りが美味しいイベリコ豚の産地だと聞いたからです。
そこら中に黒豚がうようよしている場面を想像していたのですが、結果的に、そういう場面にはほとんど出会いませんでした。
でも、今まで行ったことのなかったスペインを大いに楽しめた旅行でした。
さて、まずはロンドンからマドリードへ。
いつもの世界一美しい空港に着いた後、黄色いバス(€5)でアトーチャ駅に向かいました。
40分ぐらいの道中、美しいクリスマスの飾りが多々見えました。
スペイン人の美的感覚に脱帽(写真がないのが残念ですが)。
翌朝早くアトーチャ駅から列車に乗るので、この日は駅の近所のMediodia というホテルを予約してありました。
まったく期待していなかったのですが、広々とした部屋で、バスルームも大きく、これは良い発見。
これからスペイン国内で列車で移動がある旅行の時には、ここを利用しようと話したことでした。
さて、翌朝。
アトーチャ駅はプラットフォームへの入り口がたくさんあるようで、複雑な造りである上、タイムテーブルも今一つ分かりづらかったです。
さらに、プラットフォームの番号が出るのが出発10分前だという係員の話。
「あれ?荷物検査はなくなったのかしら」と思ったわけですが、本当になくなっていました。
8時51分発の列車に無事乗り込みます。
この列車は事前に予約してありました。
1か月前から電車の予約ができました(逆に言うと、1か月前までできません)。
目的地のカセレスまで約3時間の旅。
朝が早かった分、眠りたかったのですが、何しろ寒くて眠れなかったです。
車内では、頭上の画面で日本のアニメが流れていました。
音無しで、スペイン語の字幕付きで。
カセレスの駅では大勢の人が降りました。
私達はタクシーで、町の中心であるプラサ・マヨールへ。
しばらくは醜いアパート群が続きましたが、やがて石畳の旧市街に入りました。
前の年にアンダルシア地方を旅行したせいか、この景色には馴染みを感じました。
細い道を曲がって曲がって、挙句に広場に出ました。
まぶしい光がありがたいスペインです。