【2016年12月】コロンビアの首都、ボゴタ二日目の自由行動の日、教会を三つ見学しました。
一つ目は、サン・フランシスコ教会。
ガイドブックによると、1557年から1621年に建てられた教会で、現存する教会としては、ボゴタで最古だとのこと。
星印が付いていたので、探して行ってみたのですが、入ってみたら、季節柄、子供っぽいキリスト誕生の舞台背景みたいな飾りが施してあり、肝心の祭壇が見られずがっかり。
写真も不可だったので、さっさと出てきました。
次に行ったのは大聖堂です。
これはボリバル広場に面しており、前日の観光で目の前までは行ったのですが中に入らなかったので、再訪したのです。
大聖堂は、1538年にボゴタの町が創建されて初めてのミサが行われた場所に建っていると言われています。
当初は茅葺屋根の小さいチャペルだったそうですが、その後1556~1565年にちゃんとした教会を建設。
けれど、これは建て方が悪くて後に崩壊。
1572年に建て替えられましたが、これは18世紀末の地震で崩れ去りました。
今ある建物は、1807年に建て始められて1823年に完成したものだそうで、ボゴタで最大の規模を誇ります。
けれど、ガイドブックにある通り、ほかの教会に比べ、中はあっさりしていて、あまり見甲斐はありませんでした。
最後に行ったのはサンタ・クララ教会です。
これは正確には教会ではなく、博物館です。
それで入場料が要るとガイドブックにあったのですが、この日は無料で入れました。
もしかしたら、一部しか開いてなかったのかもしれません。
いずれにしても、一歩入って、「うわっ」声を上げました。
何しろ、豪華です(写真↑)。
豪華なのですが、ここはもともと、清貧をモットーとする聖クララ女子修道会の教会だったそうで、1629~1674年に建てられたとのことです。
壁全体に絵画や彫刻が飾られていて、ここは本当に見る価値がありました。
ところで、このお向かいが大統領官邸です。
ここに入る道路が最初、封鎖されていました。
諦めようとしたところ、ガードマンの人が「大統領のヘリコプターが飛び立つまで閉鎖している。あと5分ぐらいで飛び立つ予定だ」と言うので待っていたのです。
確かにほどなく、ヘリコプターが飛んでいきました。