【2013年5月】1779年に世界で初めて架けられた鉄橋は意外とひっそりしていました。
イングランド中部の、その名もアイアンブリッジという所にあります。
その頃鉄は、橋に使うには高価過ぎましたが、この辺りで安く精錬できる技術が開発されたことから、鉄橋建設が可能になったとのことです。
下を流れているのはセヴァーン川。
この地域一帯は産業革命発端の地として世界遺産になっているそうです。
ツアーガイドによると、川を挟む二つの村を結ぶために造られた橋ですが、橋ができてみると、一方の村の住民ががもう一方に移って来てしまったとのこと。
ホントかね、と思うけれど、川を挟んだ向こう側には家はまばらでした。
この地方のランドマークであるらしく、たまたま、結婚式を挙げたカップルが写真を撮りに来ていました。
英国の田舎らしい、かわいらしいところでした。