【2022年8月】イタリアのシチリア島の歴史的な町、シラクサで過ごした今回の夏休み、泊まったのはエアビーアンドビーです。
2年前にサルデーニャ島のアルゲーロで初体験して以来、私達はすっかりエアビーにはまっています。
これで6軒目なのですが、これまでの体験で言うと、エアビーにはざっくり言って二通りあります。
「住める」エアビーと、「住めない」エアビーです。
アルゲーロとエディンバラで住みやすいエアビーに泊った後、最近泊まった残り3軒が、見た目の良さばかりが先立って、実際に住むには不都合が多いエアビーだったので、今回も行きつくまでは戦々恐々としていました。
でも今回は大当たり!
大家さんが隣に住んでいて、実際にこの家にも家族が住んでいたらしいれっきとした家屋でした。
なので、温かみがあり、雰囲気も満点。
ベッドルームは広々としていて大きな鏡があり、私はここで日々のエクササイズもできました。
キッチンには必要最低限の調味料などがそろっていましたし、初日の冷蔵庫にはビールや水などが入っていて嬉しかったです。
大家さんは、マルチェッラというおばさん。
シラクサで生まれ、パレルモで育った人で、都会がイヤで、シラクサに戻ってきたのだそうです。
娘さんは逆に、都会を求めてパレルモへ行ってしまったそうですが。
隣に住んでいるので、時々、顔を合わせて、あれこれ聞くことができました。
という具合で、ほどんど満点のエアビーだったのですが、満点をつけられない理由の一つは、階段。
出入りするたびに、61段の階段を上り下りしなくてはならないのです。
初日には、マルチェッラさんが出迎えてくれて、私のスーツケースを持って上がってくれたので助かりましたが。
フットワークの軽い夫には、苦ではなかった様子ですけれどね。
最初、いったい何階なのだろうと思ったのですが、外から見てみたら、たかが3階だということが分かりました。
つまり、昔ながらの家屋で、各アパートの天井が高いということですね。
もう一つの難点は、洗濯機がなかったこと。
ただ、窓から外を覗いたら、すぐ下にコインランドリーがあるのが見え、これを使って問題解決。
しかも、私達のアパートには、ちゃんと物干しスペースもありました。
結局、小物は手洗いしたので、コインランドリーを使ったのは一回だけでしたが。
という具合で、今回の夏休みは「旅行」というより「暮らしの体験」。
ブログも日記風になりそうです。