【2014年9月】リトアニアのクライペダで最初に行ったのは、城博物館です。
ここには、この町の歴史が詰まっています。
1252年にドイツ騎士団により初めて城が築かれて、ドイツの町として発展。
長く、メーメルブルクと呼ばれていたそうです。
城は何度も建て替えられた末、18世紀の7年戦争の後、重要性を失い放置され、あげくに第二次大戦後は造船所として使われたとのこと。
城博物館といいますが、城といえる建物は残っていません。
地下回廊に展示物があるほか、地上には多少の遺跡がある程度です。
隣の敷地で大規模な工事が進行していたので、城を再現しようとしているのかもしれません。
博物館内はとにかく、閑散。
私達以外に、誰も見学者はいませんでした。
3人いる係員が極めて暇そうでした。
夏場は観光客も来るのでしょうが、それでも、タクシーの運転手がすぐには分からなかったところをみると、あまり知られていないということでしょうか。
ガイドブックでは一押しの見所とされていたのですが。