馬車で

馬車で

【2014年9月】今回、滞在したリトアニアクライペダは、海を隔ててクルシュー砂州に面しています。

ここは細長く砂が堆積した砂州で、全長98キロあるそうです。

そのうち52キロがリトアニアで、残りはロシアです。

クルシュー人という民族が暮らしていた歴史があり、世界遺産にもなっています。

クライペダからこの砂州へはフェリーで渡ります

乗れば、対岸のスミルティネまでたった5分の距離なんですが、私が行った時期にはフェリーの本数はとても少なかったです。

2.9リタスで切符を買って乗ったのですが、帰りに、これが往復料金だったと分かりました。

私達が行きたかったのは、この砂州のロシア国境に近いニダという町でしたが、ここへのバスの本数がますます限られ、一時間も時間が余りました。

ふと見ると、船着場付近に馬車が並んでいます。

どうやら、フェリーで着いた客を拾って、少し離れた海洋博物館まで馬車を走らせるのが彼らの仕事のようでしたが、私達は客引きに寄って来た人に「一時間、この辺りを巡ってくれないか」と頼んでみました。

男勝りの御者、アルマさんは、しばし途方にくれたようでしたが、愛馬に声をかけながら、ゆっくり馬車を走らせてくれました。