【2022年12月】スペイン西部の町、カセレスでの初日、暗くなってから散歩に出かけました。
昼食後にぐっすり昼寝をしたのですが、外の大音響で目覚めたのです。
私達のホテルは、プラサ・マヨールに面した建物ではあったのですが、部屋は広場に面していなかったので、何があったのかは不明のまま。
この日はクリスマスの翌日だったのですが、何かお祭りがあったのかもしれません。
私達が外に出た時には、騒ぎがおさまっていました。
でも広場には人がたくさん。
お祭りの余韻のようなものが感じられました。
私達は、広場をぐるっと巡り、それから壁をくぐって旧市街を歩いてみました。
途中、薬局があったので、必要な医薬品を購入。
この時の薬剤師は英語を話さない人だったのですが、グーグル翻訳を使って私達とやり取り。
機転が効いているなと思うと同時に、便利になったものだ、と感じ入りました。
壁の内側の旧市街はひと気がほとんどなく、至って静かでした。
少しばかり、お腹が空いたので、プラサ・マヨールに戻って、軽く食べられそうなレストランを物色。
広場から少し Gran Via 通りに入ったところに、店構えに温かみが感じられるレストランがあったので、そこに入ってみました。
店構えの持つ佇まいというのは、とても重要ですね。
La Taperia という名前です。
中は、石と木でできている庶民的な雰囲気のレストランでした。
ここで、まずは突き出しで出てきた軽めのソーセージを食べ、それからハモン(ハム)、チーズ、パンが乗ったプレートを食べました。
期待のハモンでしたが、ちょっと脂身が多かったかな。
チーズはドライで硬いものが多く、全部食べきれませんでした。
パンは細長く切ってあって、パプリカが付いていて、それにトマトソースを付けて食べるもの。
素朴で良かったです。
最初、赤ワインをグラスで飲んだのですが、喉が渇いていたので、その後、ビールも一杯ずつ飲みました。
以上で€31(4600円ほど)とリーズナブルでした。
スペインに来るたびに思いますが、ワインの産地でありながら、スペイン人はビールがお好き。
殆どの人々がビールを飲んでいました。
こういった「軽い食事(?)」は大好きですが、どうも野菜不足になりそうです。