【2016年8月】ポーランドのグダニスクでの最後の晩に行ったレストランは、Red Inn という名前でした。ここもネットで検索して見つけたところですが、なかなか良かったです。前菜は、ハムとチーズの盛り合わせをみんなで分けました。イタリアでよく食べる盛り合わせと異なり、燻製ものが多かったです。中でもちょっと甘めのチーズが美味。私はメインにビーフ、家族はそれぞれタラやマスを食べましたが、どれも満足できました。
ちょっとおかしかったのは、前菜と一緒に飲みたかったプロセッコが後から出てきたこと。近年、とみに人気があるプロセッコですが、グダニスクではまだそれほど普及していないようでした(前の晩に居酒屋のようなところでグラスで頼んだら、すっかり気が抜けていました)。でも私が最初にポーランドを訪れた15年ほど前よりずっとワインは飲みやすくなりました。当時、ワインを飲む人は限られていたようで、ボトルで頼むと驚かれたのを覚えています。
食事の途中にピアノの演奏が始まりました。お世辞にもお上手とは言い難い演奏でしたが、歌いだしたら、歌のほうが良かったです。「帰れソレントへ」を歌ったのがきっかけで、その人がイタリア語を話すことが判明。なんでも、イタリアのモデナで歌の勉強をしたのだそうです。