【2021年9月】イタリアのフィレンツェへの小旅行、最終日の朝は、窓からの眺めが霧でぼんやりしていました。
これもまた一興。
このHotel degli Orafi の眺めの良い部屋は本当に良かったです。
チェックアウト後、この日はまず、夫の散髪です。
前日、お巡りさんに教わったヴェッキオ宮殿のすぐ裏にある床屋に行きました。
朝から客が来るとは想定していなかったらしいおじさんが、黄色い眼鏡と赤い眼鏡をかけたり外したりしながら、夫の髪を切りました。
ちょっと思い切りの悪い切り方で、長持ちしなさそうですが、一応、もさもさの部分は解消。
散髪代は13ユーロ(1700円余り)でした。
さっぱりしたところで、次は私のお買い物。
フィレンツェの名産物と言えば革製品ですが、ちょこちょこと可愛らしい文房具店も見かけます。
フィレンツェは、マーブル紙と呼ばれるカラフルな紙でも知られているとのこと。
これは何かというと、水面に絵具を落として模様を描き、それを紙に写し取る技法だとネットに書いてありました。
そのおおもとは日本の墨流しで、シルクロードを伝ってイタリアに入ってきたと言われているのだそうです。
というわけで、フィレンツェではマーブル紙でできたノートや小物がたくさん売られているのです。
私達が行ったのは、ヴェッキオ宮殿のすぐ近くに見つけたSignumというお店。
後で見たら、ネット上でも推薦されている店でした。
私のお目当ては日記帳。
毎年、日記帳は旅先で買うことにしています。
いろいろな模様があるので、目移りしましたが、結果的に気に入ったものが買えました。
それから、今回は買うまいと心に誓っていたハンドバッグも買ってしまいました。
私好みのメッシュのバッグを見つけてしまったので。
ここで分かったのですが、英国がEUから抜けた結果、英国からの旅行者にも免税が効くのです。
前日、もっと高いオカイモノをしたLe Pelle (革製品店)では、全くそういう話が出なかったので、気に留めていませんでしたが、このバッグ屋さんはちゃんと免税用紙を用意していました。
イタリアの消費税に当たる税金は22%ですから、バカになりませんね。