【2019年9月】暖かい海の景色が恋しくなって、ギリシャのロドス島へ小旅行しました。
ロンドンのガトウィック空港から午後4時35分発のフライトだったのですが、掲示板にゲートの情報は4時38分に出るとの表示。
フライトの遅延かなと思って案内デスクに聞いてみたら、単なる間違いでした。
こういう所でさえケアレスミスがあるというのは、非常に英国的です。
飛行機に乗り込んでみて驚いたことに、ガラガラ。
こんなことは珍しいです。
ただ、一週間ほど前にオンラインで席を決めた時には、もっと席が埋まっていたはずなのに・・・と怪訝に思っていたら、機内放送で「飛び立ってシートベルト・サインが消えるまで、あてがわれた席に座ってください。バランスをとるためです」とのこと。
バランスをとるために、実際にはガラガラでも、空いている席が限られているかのようなオンラインの表示だったのでしょう。
ロドス島に着いたのは、現地の午後11時ごろ。
タクシーの運転手に宿の住所を言ったら「でも、それは旧市街だ」と当惑した表情を見せました。
つまり、空港に着いた人は、いきなり旧市街には行かないものらしかったです。
運転手は「この道へ行くのは難しいんだよ」と言いながら、我々の宿に電話し、行き方を聞いていました。
空港からロドスの旧市街までは運賃が決まっていて、一律€35(4200円ほど)と安くありません。
確かにかなりの道のりで、途中、レストランが並んでいると思ったら、その先には巨大ホテルが並んでいました。
普通の人はこういう所に泊まるものなのでしょうね。
旧市街に入るためには、城門の門番にインターホンを通して話をして、バリアを下げてもらいました。
そして、しばらく行った先のミニマートの前で降ろされました。
宿の人がここに迎えに来るという取り決めになっていたようです。
しばらく待ったら、我々の宿、Athina Boutique House のオーナー、アシーナさんが登場。
石畳の上を荷物をごろごろ引きずって少し行ったところの普通の家に入りました。
そこが我々の宿でした。
1階にソファやテレビ、ダイニングキッチン、バスルームがあり、恐ろしいらせん階段を上った上の階にベッドルームが二つ。
4人が泊れる作りです。
ブティック・ハウスというのは分かっていましたが、こんな風に完全に孤立しているとは・・・。
ちょっと面喰いましたが、途中通ったマンモスホテルよりはずっと面白い宿でした。