最後の午餐と30万ユーロ

最後の午餐と30万ユーロ

【2015年4月】キプロスパフォスでの遺跡見学の後はランチです。

港付近にずらっと並んだシーフード店はどこも客引きが旺盛です。

二階に見晴らしがよさそうな席のある「ポセイドン」という店に入ってみました。

すると、これまで出会わなかった中国人の大きな団体が。

そして、店内のかなり離れた位置に、小さ目の日本人の団体もいました。

そのため、スタッフはあたふたと忙しそうだったので、そこを出て、別の店「ペリカン」に入って、ゆったりと美味しいシーフードを食べたのでした。

中国人で思い出しました。

パフォスの町中に、投資勧誘の広告があふれていることは言いましたが、特に中国語の看板には、どうも「30万ユーロ」という文字が入っているように見えます。

それでガイドさんに聞いたところによると、30万ユーロの投資をすると、EUの永住ビザが取れるんだそうです。

このため中国人が、EU内で子弟に安く教育を受けさせたいなどの理由でキプロスに30万ユーロの投資をする例が多いんですって。

お金だけ落としているようで、住み着いている中国人は少ないようでした。