神話とアクセサリー

神話とアクセサリー

【2014年5月】スペインのバスク地方の旅、翌日はバスでサン・セバスチャンへ出かけました。

旧市街に向かって歩いていたら、素敵なアクセサリー店を発見。

Eguskilore (エギュスキロール)と一見、難しげな名前です。

調べてみたら花の名前で、ひまわりと訳されることが多いようですが、本当は茎のないアザミの一種だとのこと。

昔からバスク地方では、悪霊やラミアと呼ばれる魔女(ラミアは人間の仕事の手伝いもしますが、気に入らないと悪さもするそうです)が家に入り込まないように、この花をリースのようにドアに飾ったんだそうです。

なぜ「ひまわり」と言われるかというと、文字通り訳すと、「太陽の花」で英語のサンフラワーになるからですね。

バスクでは太陽は「神の目」と考えられていたんですって。

このペンダントはまさに、そのアザミの形です。

この店はバスク地方にだけ、6店あるそうです。