【2023年9月】一泊したスコットランド、ヘブリディーズ諸島のバラ島ともそろそろお別れです。
カッスルベイのバス停から空港行きのバスに乗りました。
フライトは3時55分なのですが、バスは1時50分発で、早々と空港に到着。
通常、出発時刻の2時間前に空港でチェックインするものなので、バスの時刻は正しいのかもしれませんが、極小の空港から極小の飛行機が飛び立つだけなのですから、バスはもうちょっと遅めにしてくれると良いのに。
バスの運転手が、乗客の一人とゲール語と思われる不思議な言葉で会話していました。
そういえば、島の標識は全て英語とゲール語で表示してあり、たいていはゲール語が最初に書いてありました。
さて、ビーチの際にある空港ターミナル内には係員が一人いて、チェックインさせてくれた上、機内持ち込みのリュックについても「そこに置いておいていいわよ」と椅子の上を差しました。
本当にお気楽。
一応、コインロッカーも見かけましたが。
時間がたっぷりあったので、この辺りを散歩。
空港裏の丘で、牛が草を食んでいます。
ゲートがあって入れるようだったので、草地に入り、丘に登りました。
地面は白砂です。
かなり背の高い草の合間を歩いて上り、反対側に出たら、大きなビーチでした。
気温さえ高かったら、一大リゾート地になりそう。
地球温暖化で、いずれそうなるのでしょうか。
しばし風景を楽しんだ後、空港に戻り、飛行機が飛んでくるのを眺めることにしました。
遠くの方から来るのかと思っていたら、空港の建物の頭上を通ってビーチに着陸。
人が降り、私達が乗るまでには、いろいろな手順があるようでした。
その一つが、車が一台、浜を走り回り、滑走路である地面の状態をチェックすること。
夫が読んだところによると、ビーチが渇きすぎても、湿り過ぎてもいけないのだそうです。
そして、係員のおばさんの指示に従って、飛行機に乗り込みました。
それまで日が照っていたのに、乗った後、待っている間に吹き降りの雨。
小さいワイパーがフロントガラスをカチャカチャと拭いているのが見えました。
雨ニモマケズ、風ニモマケズ・・・。
前日と同じ、女性キャプテンの操縦で、スムーズに離陸。
飛び立ったすぐには素敵な島の光景が見られましたが、すぐに雲に覆われ、視界が真っ白に。
バーミューダ・トライアングルのことを思わずにはいられませんでしたが、そのうち、うとうとと眠ってしまいました。