【2017年5月】チェコのモラヴィア地方のワインの産地、ミクロフは、坂の上にお城がある風光明媚な町です。
私達がバスを降りた鉄道駅は、坂の下。
なだらかな坂を延々と上りました。
とても良い天気で、暑かったので、まずは出店で帽子を買いました。
ブルノの宝石屋もそうでしたが、出店の主人は素朴でなかなか良い感じです。
見学する前に、腹ごしらえ。
結構、レストランはあるのですが、お昼時で混んでいたり、イベントをやっていたりでなかなか入れず、うろうろした挙句、メインストリートに面した大き目の店に入りました。
メニューを見ると、前夜のモラヴィア料理店と内容がほぼ同じ。
私が食べたガチョウ料理によく似た鴨料理を夫が食べ、私はチキンにハムと目玉焼きが乗っているのを食べました。
私のは正直、ことさら美味しいものでもなかったです。
そしてがっかりしたのがワインです。
産地だからきっと美味しいワインが飲めるだろうと期待していたのですが、メニューにはやはりブドウの種類しか書いてなくて、今回はカベルネソーヴィニヨンを選んだら、外れでした。
景色を見ると、ちゃんとブドウ畑もあるし、町なかにはワイン屋もあるのですが・・・。
ガイドブックに、「歴史的にはこくのある赤ワインが主だったが、近年は白ワインが主流になってきている」とあったので、次は白ワインを試そうということになり、観光の後、こじゃれたカフェで注文してみました。
テラス席で良い雰囲気だったのですが、ワインは甘かった上、あまり冷えていなくて、いまいちでした。
たまたま、運が悪かったのでしょうか・・・。
観光客の多い町ではあるのですが、東洋人は珍しかったのか、ここのウエイトレスに、どこから来たのか尋ねられました。
チェコのこんな小さい町でも、人々はよく英語を話します。
そして、東欧諸国でよく出くわす不機嫌な態度の人が少ないように思いました。
これもおそらく、格安航空が直行で飛んでくるおかげで、文化が急速に西欧化したからかなと思います。