【2014年6月】トスカーナ地方のコルトーナで一番高いところにあるサンタ・マルゲリータ教会を目指して延々と上りました。
やっと行き着いた教会は、思ったより新しくてびっくり。
オリジナルは、聖マルゲリータが亡くなった後の14世紀に立てられたそうですが、その後、改装を重ね、今あるのは19世紀のものなんだそうです。
マルゲリータといえば、まずはピザを思い出しますが、この人は13世紀に生きた実在の人物。
継母にいじめられて恋人と家を飛び出したのはいいけれど、正妻になれず囲われ物だったとか。
ある日、恋人が無残に殺されているのを発見したのをきっかけに、改心して敬虔なクリスチャンとなり、貧しく虐げられた人々のために残りの人生を捧げたんだそうです。
教会の祭壇にはマルゲリータさんのミイラがありました。