【2014年8月】家族旅行で行った熱海、次は起雲閣という市の有形文化財を見学しました。
ここは、1919年に「海運王」だった事業家が建て、1930年ごろ「鉄道王」の手に渡って拡張され、そして第二次大戦後には旅館となり、有名な作家が多数、利用した建物+庭です。
1999年まで旅館だったといいますから、泊まった人も多いのでは。
面白かったのは奇妙な「ローマ風浴室・金剛」。
1929年当時の日本人が想像したローマ時代のお風呂だったのですね。
何となく「テルマエ・ロマエ」を思い出しました。
それから、シェークスピア時代の英国を思い描いた洋室もありました。
そうそう、この家は、里帰り中、ときどき見ていた連続テレビ小説の「花子とアン」の中でも使われていたそうです。