【2013年7月】ロンドン散歩を楽しんだ日、メインの散歩道は昔、鉄道だったところです。
7・2キロあるパークランド・ウォークというこの散歩道は1867年に造られ、1970年に廃止された鉄道跡でした。
廃止された後、線路が取り除かれ、地ならしされて、散歩道として公開されたのは1984年のことだそうです。
今では、自然保護地区として守られています。
その細い一帯は、樹木のトンネルが続き、ロンドン市街にあるとは思えない静けさです。
けれど、鉄道だったため、ひょいっと木の隙間を覗くと、向こうに普通の住宅街が広がっていたりするのです。
その昔のプラットフォームが残っている一角もあります。
天気の良いこの日は、歩く人や走る人で賑わっていましたが、一緒に行った友達によると、寒い季節の平日などは、がらんとしていて怖いほどだとか。
実際、幽霊が出るとか、今でも列車の音が聞こえるとかいう伝説もあるそうです。