【2022年1月】ポルトガルのポルトで迎えた2022年。
お正月当日はのんびりする予定で、唯一、決めていたのは、和食のランチです。
お正月ですからね、なんとなく和食のムードです。
ネットで検索して予約したのは、Wish Sushi という名前が怪しげなレストラン。
ずいぶんと川を下って、海に出る寸前あたりにあるため、サン・ベント駅で客待ちをしていたタクシーで行きました。
このタクシー、ポルトガルで一般的な黒い胴体に緑の屋根の車ではなく、黒塗りの立派なベンツの車だったので、危ぶんだのですが、運転手が通常の値段だと確約するので、これに乗りました。
聞けば、以前はVIP専用の運転手だった人で、コロナのせいで客が来なくなったため、普通のタクシーとして営業しているという話でした。
さて、着いたWish Sushi は、思っていたより、ずっとポッシュ。
和食だけなく、地中海料理なども提供しているレストランで、メニューの幅が広いのが特徴です。
夫は前菜に、餃子。
たった4つというのが、気取っている店らしいところでした。
美味しかったようではありますが。
私はセビチェ。
ペルー名物の魚介類のマリネです。
白身魚、マグロ、エビがたっぷりで、少しスパイシーな味付け。
美味しくて、食べ甲斐がありました。
メインは二人ともお寿司にしたのですが、夫のは「トラディショナル」、私のは「フリースタイル」。
黒いお皿にカラフルに盛られていて、目に楽しい演出です。
夫のは16巻のお寿司、私のは、タイ料理風のソースのかかった揚げ物なども付いたフュージョン系のものでしたが、全く悪くありませんでした。
こんなのも有りだと思える私は、かなり日本離れしているということでしょうか。
しいて言えば、ご飯がちょっとアルデンテだったかな。
デザートは和食から離れて、夫が焼きバナナ、私はメレンゲの乗ったレモンパイ。
白ワイン1本とコーヒーも入れて、全部で108ユーロ(約15000円)でした。
良いお正月記念ランチになりました。
食後の散歩に、海の方へ歩いて行きました。
さすが大西洋、大波です。
気温は20度を超え、記録的な暖かさでしたが、ものすごい風です。
打ち砕ける波の写真を飽きずに何枚も撮りました。
お正月にふさわしい前向きのエネルギーを目いっぱい、もらえた気がします。