【2023年7月】フランスのバルビゾン村で、ミレー博物館を見学した後、村の一本道を歩き続けました。
アートの村らしく、途中にも斬新な芸術作品が散見されました。
バルビゾン派美術館が次の目的地だったわけですが、途中で教会を見つけたので入ってみました。
その場で名前をチェックしなかったのですが、たぶん、Eglise Notre Dame de la Perseverance だと思います。
小さい質素な教会ですが、良い雰囲気。
調べてみたら、ここはもともと、この村にやって来た画家のひとり、テオドール・ルソーの納屋だったところを改装して教会にしたものだそうです。
19世紀に画家たちが続々集まったことで、閑散としたこの村がいきなり賑わい、教会も必要になったとのこと。
当時の画家さん達は信仰心が篤かったのですね。
20世紀に入って二度、拡張したそうですから、オリジナルはもっと小さくて可愛かったことでしょう。
この教会を出て、さらに進んだのですが、ここでお昼の時間となりました。
私達がランチをないがしろにしないことは、以前にも書きましたが、一緒だった友達夫婦も同様。
目指す美術館に行きつくことなく、入れそうなレストランを探して、村の一本道を戻ることになりました。
で、結局、ミレー博物館のキュレーターさんが外のテーブルに座っていたハンバーガー屋さんに落ち着くことに。
Arts de la Table という名前です。
テラス席で4人が各々、ハンバーガーを注文。
フォンテーヌブローに住む友達が言うことには、「フランスでハンバーガーを頼むと、必ず、チーズが挟まっている」とのこと。
確かに、私のもチーズ入りでした。
ハンバーガー自体は、特別に美味しかった記憶はありません。
でもデザートに頼んだ「ゴーフル」と書いてあったワッフルに塩キャラメルがかかったお菓子は、美味なり。
さくさくしていて、軽くて、逸品でした。
あ、今確認して分かったのですが、ワッフルのことをフランス語ではゴーフルというのですね。
私にとって、ゴーフルというと風月堂の、クリームが挟んであるぱりぱりっとした平たいお菓子だったので、別物と思っていました。
友達夫婦は、ゴーフルではなく、何やらイチゴの乗った可愛らしいケーキを食べていました。
フランスで美味しい物、人によって意見はいろいろあるとは思いますが、私には、ケーキが一番です。
このお店、給仕をしてくれたお姉さんたちがやたらと明るくて、ちょっとウソっぽかったのが印象に残っています。