珍しい楽器

珍しい楽器

【2015年9月】イタリアピエモンテ州にあるノヴァ―ラという町に遠足しました。

ここはミラノトリノジェノバスイスを結ぶ交通の拠点として古くから栄えた町です。

たまたま行った日に、山岳地方の文化伝統をテーマにしたお祭りが繰り広げられていました。

町の中心広場にステージがあり、そこで演奏していたのが、この写真の人たちです。

Quinta Rua というピエモンテとフランスの伝統音楽を奏でるバンドです。

調べてみたら、2002年に立ち上がったバンドで24歳から54歳まで様々な背景の人たちが集まっているとのこと。

トリノの北東に位置するビエッラというところが拠点だそうです。

調子の良い音楽は、私にはアイルランドの音楽に似ているように聞こえました。

ところで、この楽器、ハーディ・ガーディという名前の中世の楽器らしいです。

こんなの初めて見ました。

右手でハンドルを回して、左手で鍵盤を弾きます。

インターネット情報によると、「機械仕掛けのバイオリンのようなもの」だとか。

これに限らず、アコーディオン弦楽器も一風変わっていて、なかなか興味深かったです。

とても上手で感心したので、CDを買いました。