【2015年10月】ヴェネツィアでの宿がサン・マルコ広場に近かったので、荷物を置いて、鐘楼に上ることにしました。
98・6メートルもある塔ですが、ちゃんとエレベーターがあるので、高齢者も大丈夫。
何しろ、かんかん照りの良い天気で、景色は期待以上のすばらしさでした。
この鐘楼、オリジナルは9世紀ですが、今の形になったのは16世紀初めのこと。
何度も火災や落雷、地震などの災害にあって修復されたらしいです。
現在立っているものは、1912年に建てられたといいます。
その10年前のある日、塔に亀裂が入り、崩れ落ちたのを建て替えたものだそうです。
幸い、崩れたときには誰も死傷しなかったとのこと。
ただ、管理人の猫だけが死亡したそうです。
この塔を真似て、世界のあちこちに似た塔が建てられたとのこと。
その一つがスロヴェニアのピランにあり、17世紀初めに建てられたそうです。
行ったときには気づきませんでしたが、確かに似てます。