マイセンはドイツ東部ザクセン州、エルベ川沿いにある歴史都市で、ドレスデンからも訪れやすい場所にあります。旧市街を見下ろす丘にはアルブレヒト城とマイセン大聖堂が並び、町を代表する美しい景観を作っています。マイセンの歴史は非常に古く、929年にハインリヒ1世がこの岩山に砦を築かせたことから、ザクセンの歴史における重要な拠点として発展しました。
マイセンの名を世界的に有名にしたのが磁器です。1710年、アウグスト強王によってアルブレヒト城内にヨーロッパ初の磁器製造所が設けられました。その後150年以上にわたり城内で磁器が生産され、マイセンはヨーロッパ磁器の代名詞となりました。
旧市街は徒歩で巡りやすく、歴史的な建物が並ぶ広場や細い路地を歩きながら、丘の上の城やエルベ川の景色を楽しむことができます。
最大の見どころはアルブレヒト城です。ヴェッティン家のエルンストとアルブレヒト兄弟のため、1471年から1524年にかけて建設されました。防御を主目的とする城ではなく、権力を示す居城として設計された後期ゴシック建築の重要な作品です。
城の隣にはマイセン大聖堂があります。13世紀に建設が始まったゴシック様式の教会で、高台に建つその姿はマイセンを象徴する景観のひとつです。
もうひとつ欠かせないのがマイセン磁器製作所です。世界的に知られる磁器の歴史や職人の技術について学ぶことができます。
また、旧市街の市場広場や坂道、歴史的な家々を見ながらゆっくり歩くのもおすすめです。
街歩きには春と初秋が適しています。夏にはエルベ川沿いや周辺のブドウ畑の景色も楽しめます。